新潟の老舗蔵、今代司酒造(いまよつかさしゅぞう)
創業は1767年。(なんと、ペリーが浦賀に来る凡そ100年も前から酒造りをしている老舗です。)
日本でも数少ない「純米酒」だけを醸す非常に珍しい酒蔵です。
港からも近い新潟県の中心に位置し、近辺には味噌蔵、醤油蔵などが多く、醸造の町とも呼ばれる地域にて日々お酒を醸しています。その純米蔵が醸すお酒の味わいは、日本国内はもちろん、最近では海外からも非常に高評価を得ております。
純米の酒かす(無添加)
「純米酒」とは、日本酒のスペックの中でも、お米と米麹のみで造られた日本酒の事を指します。
日本酒の製造は基本的にお米と米麹から成りますが、醸造アルコールを添加しているかいないかの違いで表記が変わります。添加しない日本酒に対してのみ「純米」と表記されます。
この酒粕は、純米酒から出来上がった酒粕となります。
お酒を造る際はお米を精米しますが、その精米歩合によって、吟醸、大吟醸とランクがございます。お米が削られるほどスペックは高くなり、50%以上削ると「大吟醸」と表記されます。(食卓でお米を研ぐ際の精米歩合は、平均的に7%~10%程度といわれていますよ)
通常の市販の酒粕は、基本的にその酒蔵内で出来た酒粕をパッケージしますが、酒粕にはお酒のようにラベルや銘柄がなく、製造時期や販売のタイミングによって中身が純米酒のものなのか、大吟醸のものなのか、それとも普通酒のものなのかは消費者に判別できません。
この酒粕の製造元である「今代司酒造」さんは、純米酒しか造らない酒蔵ですので、酒粕も必然的に「純米酒粕」となります。
酒粕自体は控えめながらお酒のよい香りとチーズの様な複雑な香りがございます。若干の苦味もあり、全体的に優しい味わいとなっております。やわらかく溶けやすい、県内外からも引き合いのつよい人気の商品となっています。
今代司酒造
純米酒粕の味わい
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酒粕の味わいは?
純米酒の酒粕ならではの濃さ、チーズのようにしっとり優しい味わいの中に若干の苦味がございます。
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酒粕の香りは?
控えめですがフルーティーな香りです。市販の酒粕より香り高いです。
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お米の残り具合は?
酒造りの時点でお米を30%~40%程度磨いていますので、ほとんど残っておりません。
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酒粕の固さは?
ご購入時期によりますが、基本的に柔らかく溶けやすいです。
★★★★★いい香り
香りがとってもいいです。こちらは送料無料で無添加の国産のをこの値段で買えるというのがすべて自分のお気に入りにあっています。
★★★★★飲みやすい
一年ほど継続して頂いてます。酒粕は苦手でししたが、こちらの酒粕は飲みやすいです。最近品薄なので在庫がある時にまとめて買いたいと思います。梱包も開けやすく、気配りが嬉しいですね。
酒かすご購入前に知っておいてほしいこと
Q|同じ酒かすなのに、前回購入した酒かすと固さや色が微妙に異なるのはなぜですか?
A|酒かすはお米の種類や酒の造り、また自然条件により毎回同じ質の酒かすは出来ません。
酒蔵は冬になると何度も酒造りを行います。その度に酒かすも出来上がりますが、例えば11月に造った純米酒と12月に造った吟醸酒では、お酒自体のスペックや味わいも異なります。しかし、多くの酒蔵は「同じパッケージ」で酒かすを販売しているのです。「大吟醸」や「純米」と区別する酒蔵もありますが、多くのメーカーは詳細はあまり記載せずに販売しております。
発売時期により、若干の品質が異なることをご了承の上、どうかお楽しみいただけたら幸いです。なお、当店ではできる限り「この酒かすはこのお酒のもの」とわかるよう明記していきたいと思っております。